すべての豊かさの源泉はあなたのなかにある
エックハルト・トールというスピリチュアル界隈ではとても有名な人が書いた「ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる-」というアメリカでは580万部というバカ売れした本がある。
私も約10年前(私の持っている本の奥付に2008年の10月25日初版発行とある)に購入してから何度か読んだが最近本棚にあったこの本が目に止まり久しぶりに読み返している。
その本の中の「ほんとうの自分を見つける」という章の中に「豊かさ」という節がある。
その「豊かさ」の内容が興味深いものなのでまとめてみた。というよりも、ほとんどそのまま写したものに近いものになってしまった。
以下、「豊かさ」の節のまとめ。
- すでにある自分の人生の豊かさを認めること、それがすべての豊かさの基本だ。
もし世界が物惜みをして与えてくれないと思っているなら、それは自分が世界に物惜みをして与えていないから。心のどこかで自分が何も与えるものがないと思っているからだ。
例えば、次のようなことを何週間か試して、結果がどうなるかみてみよう。
賛辞、感謝、援助、愛情をこめた気遣い等々を自分から与える。もしそんなものを持ち合わせていないと思うのであれば、あるように振る舞う。そうすれば出てくる。 - 与え始めるとまもなく与えられるようになる。
- 与えられないものは受け取れない。
- 出力が入力を決定する。
イエスはそれを「与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は気前よく量り、押し付け、揺すり、あふれるほどにして、あなたの膝に乗せてくれるでしょう」と表現した。
- すべての豊かさの源泉はあなたのなかにある。豊かさはあなたの一部だ。
「ここで私に何ができるだろうか。どうすればこの人の、この状況の役に立てるだろう。」と自分に始終問いかけてみる。
何も所有していなくても豊かさは感じることができる。
それはあなたのまわりの豊かさ、例えば、肌に当たる日差しの温もり、花屋の店先の美しい見事な花々、あるいは天から降り注ぐ雨に濡れる楽しさかもしれない。
- いつも豊かさを感じていると、豊かさは向こうからやってくる。
- 豊かさはすでにもっている人だけに訪れる。
- 豊かさも乏しさも内面的な状態で、それがあなたの現実となって現れる。
イエスはこれを「もっている人はさらに与えられ、もたない人はもっているものまでも取り上げられる」と説明した。
以上です。