AEDI オンラインショップ ベータ版

AEDI オンラインショップ ベータ版 – WooCommerceの問題点

アルファ版からベータ版へ

弊社サイトオンラインショップAEDI Online Shopをアルファ版からベータ版に移行いたしました。

アルファ版からベータ版への変更点は以下の通りです。

  • デザイン・レイアウトの修正
  • 注文後のメール(ご利用明細書兼領収書)の自動発行
  • (ご要望があった場合)PDFで納品書・注文書・領収書の発行
  • メール・PDFの納品書・注文書・領収書を日本語・英語の二カ国語で対応
  • 決済方法をWooPayments(Stripe Express)ではなくStripe(本家)のみにする
  • 決済方法にAmazon Payを追加(2024年2月21日)

2つの問題点

ベータ版への移行に際して2つの問題が出てきました。

  1. 注文後にメールが送信されない場合がある
  2. WordPress管理画面のWooCommerce内でお客様の姓と名が日本の姓と名の順序に並んでいない

問題点1: 注文後にメールが送信されない場合がある

1つ目の問題はお客様が注文後にメールが送信されない可能性があるというものです。

WooCommerceではメールの設定をしておけば、例えば、お客様がオンラインショップから注文をされると「注文の処理中」というメールがお客様のメールアドレスに自動送信され、WooCommerceの注文のステータスは「処理中」となります。また、弊社がお客様からの注文を確認後、WordPrwess管理画面WooCommerce内のステータスを手動で完了に変更すると、「注文の完了」のメールがお客様に送信されます。しかし、これらの設定がされているにもかかわらず、何も手を加えなければメールが送信されないケースがありました。

この問題の解決法はWooCommerceのメール設定ページに書かれていました。それは、「WP Mail Logging」プラグインをインストールすることでした。ただし、WP Mail Loggingはメールのログは残しますが、この問題の解決には直接関与しません。そこで、このプラグイン内に紹介されていた「WP Mail SMTP」をインストールすることで、問題が解決しました。WP Mail SMTPプラグインは、WordPressサイトでのメール送信をSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を使用して行うためのプラグインで、通常のWordPressメール送信機能よりも信頼性が高まります。またSMTPを使用することで、一部のサーバーでWordPressメールがスパムとして認識される可能性が低減します。

以下は弊社が設定したWP Mail SMTPの設定です。メールアドレス、SMTPホスト、SMTPポート、SMTPユーザー名、パスワードはダミーです。

  • 送信元メールアドレス: info@example.com
  • 送信元メールアドレスを強制使用: オフ
  • 送信者名: Example Inc.
  • 送信パス: オフ
  • メーラー: その他のSMTP
  • SMTPホスト: smtp.example.com
  • 暗号化: SSL
  • SMTPポート: 123
  • TSL自動化: オン
  • 認証: オン
  • SMTPユーザー名: info@example.com
  • SMTPパスワード: P@ssw0rd

ただし、WP Mail SMTPをインストールしてもメールが送信されない場合がありました。これらの送信エラーはログに残っているため、注文のステータスを手動で変更することで再度メールを送信することができました。

問題点2: WordPress管理画面WooCommerce内でお客様の姓と名が日本の姓と名の順序に並んでいない

2つ目の問題は、WordPress管理画面WooCommerce内でお客様の姓と名が日本の姓と名の順序に並んでいないことです。

WordPress管理画面WooCommerce内のお客様ページと注文詳細ページの一部でお客様の姓名が逆に表示されており、名(First Name)が先に来て、姓(Family Name)が後に来ています。これはStripeにも反映され、Stripe内でも姓と名が逆に表示されています。

この問題に関して、2024年1月18日にwordpress.orgのWooCommerceのプラグインのフォーラムで質問すると、ポリシーにより、コードのカスタマイズをサポートすることはできませんとのことでした。代わりにWooCommerce Community Slackの#developers channelを紹介され、そこでの回答は2024年1月24日時点で得られていません。また、以前には別件でこの問題についてStripeに電話で尋ねたことがありましたがWordPressの問題だという回答でした。

他にも調べてみるとJapanized For WooCommerceというWooCommerceを日本語化するプラグインのフォーラムにも同様の質問があり、回答はWordPressのコアの問題とされていました。現状ではWordPressのデフォルトの動作となっており、WordPressのアップデートを気長に待つしかないようです。

今後もこの件に関して調べてみる予定ですが、お客様等のデータをWooCommerceから出力する際は、必要に応じて出力したスプレッドシートの姓と名を修正する予定です。

もしこの記事を読まれた方で解決法をご存知の方はぜひご連絡ください
どうぞよろしくお願いいたします。

さぁ、商品をつくろう!

オンラインショップの準備は整いました。

次は商品の制作です。

まだ商品がないことを突っ込まれそうですが、これから頑張って商品を作ります!

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