アイデアが降りてくる場所
ユーリカ!ユーリカ!
紀元前3世紀、ギリシャの数学者であり、物理学者・発明家のアルキメデスが、シラクサ(シラクーザ)の王ヒエロン2世から王冠の金の純度を調べる依頼を受けました。入浴中に体が水を押しのけることに気づき、浮力の原理(アルキメデスの原理)を発見したという逸話です。この発見に興奮し、彼は「ユーリカ!(見つけた!)」と叫びながら街を走ったと言われています。
皆さんには、アイデアが突然降りてくる場所や時間はあるでしょうか?もしかすると、そんなことを考えたことがないかもしれません。
私の場合、仕事中は常に何かしらの問題を抱えています。「これはどうすればいいのだろう」「あれとこれを組み合わせたらどうだろう」「なぜこのプログラムは動かないのだろう」「もう少しこのデザインを洗練させるにはどうすればいいだろう」など、様々な疑問が浮かびます。
問題があると、まずはインターネットで情報を集めたり、最近ではAIに尋ねたりします。私の仕事はデザインをしたり、プログラムを書いたりするので、問題もデスク上で発生し、デスク上で解決することが多いです。
しかし、全ての問題がインターネットやAIで解決できるわけではありません。もちろん、今後AIは私の想像を超えて、ほぼ全ての解決策を示してくれるかもしれませんが……。
そこで、先ほどの質問ですが、皆さんにはアイデアが浮かんだり降りてきたりしやすい場所や時間はありますか?
いつもではありませんが、私にはあります。それは、散歩している時やトイレに行っている時(No.1、No.2 両方)、アルキメデスのように入浴中だったりします。これらの瞬間に、ふとアイデアが降りてくることがあります。
なぜなのでしょうか?
理由ははっきりしませんが、いつもとは違う場所(デスク上やパソコンのない場所)に行くことや、体を動かすこと、もしくはその両方が脳をいつもとは違う状態にさせてくれるのかもしれません。普段の環境から離れることで、脳がリフレッシュされ、新しい発想が生まれやすくなるのかもしれません。
とはいえ、問題が起きたり、アイデアに詰まった時に常に歩きに行ったり、トイレや入浴をすれば、一日中それらをしていて仕事になりませんし、疲れ果ててしまいます。さらに、これらの行動を取れば必ずアイデアが降りてくるというわけでもありません。
しかし、これらの時間や場所でアイデアが浮かびやすいと知っていることは、仕事をする上での大きな助けになります。例えば、意識的に散歩の時間を取る、定期的にリフレッシュするために休憩を入れるなど、日常のルーティンに取り入れることができます。
皆さんも、もし自分にとってアイデアが降りてきやすい場所や時間について考えたことがなければ、一度今までを振り返ってみてどういうところでアイデアを思いついたか、降りて来たか思い出してみるのもいいかもしれません。そして、その場所や時間を大切にして、創造的な思考を促進する習慣を作れば、あなたの「ユーリカ!」の瞬間が、思わぬところで訪れるかもしれません。
私たちAEDIは岡山県倉敷市を活動拠点とするWeb制作会社・デザイン会社です。ホームページ制作・WordPress構築・多言語サイト構築・UI/UXデザイン等のホームページ制作サービス、ロゴデザイン・チラシデザイン・リーフレット/パンフレット/カタログデザイン、ポスターデザイン等のグラフィックデザインサービス、ゲームのキャラクター・マスコットキャラクター等のキャラクターデザインサービス、モーショングラフィックス・アニメーション等のモーションデザインサービス、会社・サービス・商品等をブランディングするブランドデザインサービスを岡山・倉敷はもちろん全国に展開しています。ホームページやグラフィックデザインの制作、ブランディングのご予定があればどうぞお気軽にご相談ください。お客様のWebやデザインに関する問題解決に(上記のアイデアが降りやすくなるメソッドを駆使して)取り組みます。