InDesignの表内テキストをアウトライン化する方法

InDesignの表内テキストをアウトライン化する方法

InDesignの表内テキストをアウトライン化する方法

Adobe InDesignでカタログやパンフレットを制作する際、表(テーブル)を使用することがあります。そして、印刷会社に入稿する際には、通常、テキストをアウトライン化してデータを作成します。

しかし、表機能で作成した表の中のテキストをアウトライン化すると、なぜかアウトライン化されたテキストの下に、アウトライン化されていない元のテキストが残ってしまいます。その結果、アウトライン化されたテキストと、元のテキストが重複して配置されてしまうという問題が発生します。

この問題を避けるため、印刷会社によっては、表機能で作成した表内のテキストはアウトライン化せず、印刷会社指定のフォントを使用するよう推奨している場合もあります。

今回、久しぶりにInDesignで表を含むカタログを制作する中で、「以前はどうやって対処したのだろう?」とそのやり方を忘れており、思い出すことができましたので、表の中のアウトライン化したテキストと元のテキストが重複して配置されないようにする解決策をまとめておきます。

InDesignの表内テキストを(適切に)アウトライン化する手順

手順は非常に簡単です。

  1. 表の中のテキストをアウトライン化する
  2. アウトライン化されたテキスト(通常具グループ化されている)を選択し、カット(切り取り)する(削除ではない)
  3. 文字ツールを使用し、表の中に残っている元のテキストをすべて削除(表自体は削除しない)
  4. 「編集」→「元の位置にペースト」を実行し、アウトライン化されたテキストを表の上に配置する

以上で完了です。とても簡単ですね。

今回使用したInDesignのバージョンは 20.1 で、OSは macOS Sequoia 15.3、チップは Apple M4 です。以前はIntelチップのMacも使用していましたが、同様にしていました。

表(テーブル)のグラフィック

AEDIのグラフィックデザインサービス

AEDIは岡山県倉敷市を拠点とするWeb制作会社・デザイン会社です。今回ご紹介したInDesignを使用したカタログやパンフレットの制作をはじめ、ロゴ、名刺・ショップカード、チラシ、ポスター、インフォグラフィックスなど、幅広いグラフィックデザインサービスを提供しています。

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