
絵を描くことは瞑想することに似ている
私だけかもしれないが、考える仕事をしていると頭の中が熱くなってくる。パソコンのCPUが熱を持つのと似ていると思うのだが、そもそも私の脳のスペックが低いのは間違いない。
そんなふうに脳がオーバーヒートすると、何も考えられなくなる。頭がまったく働かない。そういう時は休憩して、ただぼーっとして脳を休ませる(冷却する)。可能であれば寝る。でも、一日のうちにオーバーヒートと冷却を何度も繰り返していると、夕方以降には脳も身体もすっかりヘトヘトに。
早く寝るのが一番いいのは分かっている。でも、なかなかそうもできない。本(雑誌でさえ!)を読む気にもならないし、サブスクの映画を観る気にもなれない。最近ではYouTubeの動画ですら観るのも億劫に感じる。
そんな一日の終わりに、iPadのProcreateで絵(イラスト・らくがき)を描いてみる。注文を受けた絵ではないから、何を描いてもいい。ただ筆(Apple Pencil)を走らせるだけ。下手でもいい。ぐちゃぐちゃでもいい。何も考えずに描く。それがとても気持ちいい。
絵を描いていて気付いたのは、それが瞑想に似ているということだ。絵を描くことは、瞑想することに似ている。無になれるような気がする。
今から10年以上前、一時期私は瞑想にものすごく凝っていた。今はもう全くしていないが、絵を描いているとその頃の感覚がよみがえる。特に近年は、世界情勢やAIの発展などで時代は目覚ましく変化し、スピード感も増している。そんな中で、静寂を必要とする時は瞑想をする。あるいは、私にとって絵を描くことがその代わりになるのかもしれない。しかも絵を描く方が、瞑想よりもずっとリラックスできて楽しいし、不思議と疲れも取れるような気がする。


